新米医師の国立病院機構への転職~奨学金・年収・制度・求人事情は?~

国立病院機構と民間・公立病院との年収額を比較

2017年09月06日 11:20

国立病院と民間病院の給与額の相場


国立病院機構に属している医療施設への転職を視野に入れたときに気にせざるを得ないのが支給される給料の額です。
他の医療施設と比べてどうなのか、相場を把握しておきましょう。

まずは民間の病院に勤めた場合の給与の額を考えてみます。
これはあらゆるデータがあるので、それによっても差異が生じるのですが、ある調査では年収1,200万円ほどとなっており、また別のある調査では2,000万円ほどと発表しているところもあります。
さらに別の調査では、1,500万円から1,600万円ほどと発表されているためなかなか平均値を求めるのが難しいとされています。

あまりにも高い平均額を出している調査では、開業医の収入額も含めて算出していると考えられるため、勤務医のみで算出すればおそらく1,400万円前後と捉えるのが妥当なのではないでしょうか。

一方で国立病院機構の医療施設に勤める医師は、だいたい1,500万円ほどの年収を受け取っているとされています
単純に比較すれば、民間病院よりも若干優遇されていると言えるのかもしれません。

ちなみに、当機構の医療施設は給与の支給システムが比較的明確です。

  • 医長 約1,700万円
  • 部長 約1,900万円
  • 副院長 約2,000万円
  • 院長 約2,100万円

と、医長以上は業績が反映されるものの、役職により確実に年収を上げていくことが可能です。

公立病院の給与額との差もチェック


転職を考える際にもう一つ無視できないであろう、公立病院に勤める医師の給与額もチェックしておきましょう。

地方公共団体を運営母体とする医療施設に勤めている医師は、だいたい1,300万円から1,400万円ほどの年収を得ているという調査結果があります。
これも上で述べたのと同様に調査機関等によって差が出てきており、他のリサーチでは、年間約1,700万円の給料を受け取っているという発表もあります。

平均額を敢えて示すとすれば、その他の調査結果も加味すると公立病院に勤務する医師は年間1,400万円前後の収入となると考えていいのではないでしょうか。
これは民間病院に勤務する医師とさほど変わらない額です。

つまり、国立病院機構に属する病院に勤めた場合よりも、若干少なくなると言えそうです
あくまでも平均の額であり、役職や年齢、能力や業績によって、これらの額は大きく変わってきます。

このように平均収入額を比べることも重要ですが、実際に転職先を検討する際には、今現在自分のポジションとスキル、そうしたことを含めたキャリアでどの程度の給与額が得られそうなのか、ここにフォーカスする必要があるでしょう。

↑ PAGE TOP